アットランタイム

麻雀の10枚形

麻雀の 10 枚形を整理する

麻雀多面待ち 10 枚形 全 69 パターンでは、69 パターンの 10 枚型をタイプ A からタイプ C に分類している。 ただし、10 枚形のソースとしてる Qiita の記事は古く、現在は、Zenn の 麻雀の多面待ちのパターンをすべて求めてみた(結果)の 82 パターンが最新とされている。 そこで、本記事では、現在の Zenn の記事をベースに再度タイプ A からタイプ C への分類を試みる。

分類した結果を活用して、自分の勉強用に練習問題サイトを作成した。

また、上記練習問題のサイトを作った背景について、Note に麻雀の 7 枚形と 10 枚形の練習サイトを作成しましたとして記載した。

既存の分類

既存の分類は、次のようになっている(当該記事より引用)。

  1. 順子を抜き出しても 7 枚形にならないパターンを、重要度 A 要暗記とし タイプ A に分類
  2. 順子を抜き出すと 7 枚形になるが、少しわかりづらいもの(主観で分類)を、重要度 B 余裕があれば暗記とし タイプ B に分類
  3. 順子を抜き出せば 7 枚形になるパターンを、重要度 C 一通り眺めるとし、タイプ C に分類

一方で、上記既存の分類には次の問題点がある。

  • 最新と思われる Zenn の記事のパターンに対応していない。
  • 比較的主観で分類されており、また誤りと思われる分類が存在する。

後者について例えば、タイプ A として分類されている の組み合わせであり、7 枚形のみで構成されている。したがって、必ずしも暗記する必要がない形と言える。

新しい分類

タイプ A からタイプ C の分類を次のように分類する。

  • タイプ C: 一つ以上の7枚形のみで構成されており、有効牌も 7 枚形で構成される。
  • タイプ B: 一つ以上の 7 枚形を含む形で構成されており、有効牌は 7 枚形とそれ以外で構成される。
  • タイプ A: 7 枚形を含まない形で構成される。

タイプ C では、7 枚形を覚えた次のステップとして、10 枚形から 7 枚形を認識する(抜き出す)のに有用である。 タイプ B は、一部 7 枚形を含むものの、7 枚形のみで構成されていないため、7 枚形の有効牌からその筋などが有効牌かどうか確認する必要がある。 タイプ A は、7 枚形を全く含まないため、必要に応じて暗記する必要がある。

なお、この分類では、タイプ C が必ずしも タイプ B やタイプ A に比べて簡単であるとは限らない。 タイプ C においても、複数の 7 枚形で構成されている場合、難易度が高い(待ちを見逃す)可能性がある。

例えば、 は、6 種 19 枚で、 待ちである。

これは、 や、 や、 の複合形である。

タイプ A B C において、タイプ C が圧倒的に最も多いのでタイプ C でメンツ抜きや覚えた 7 枚形を定着させるのに有用であると言える。

分類結果

分類結果では、以下に該当する形は除外しているので、次の結果は 82 パターンより少ない。

  • タイプ C において、一つの 7 枚形にのみ一致する(つまり、7 枚形の複合形ではない)

    • 例) W038 の
  • W072-l と W072-r など同じ形は重複しているとみなし一つにまとめる

  • W027 の は 7 枚形でも発生するので除外する

タイプ A

No.有効牌
A-1
A-2
A-3
A-4
A-5
A-6
A-7
A-8
A-9
A-10

タイプ B

No.有効牌
B-1
B-2
B-3
B-4
B-5
B-6
B-7
B-8
B-9

タイプ C

No.有効牌
C-1
C-2
C-3
C-4
C-5
C-6
C-7
C-8
C-9
C-10
C-11
C-12
C-13
C-14
C-15
C-16
C-17
C-18
C-19
C-20
C-21
C-22
C-23
C-24
C-25
C-26
C-27
C-28
C-29
C-30
C-31
C-32
C-33
C-34
C-35
C-36
C-37
C-38
C-39
C-40
C-41
C-42
C-43
C-44
C-45
C-46
C-47
C-48
C-49
C-50
C-51
C-52
C-53